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コンガのウォーミングアップと基礎練習

その2:前腕と手首のためのウォーミングアップ(&トレーニング)

 

そして、同様に大事なのがオープンの音。

濁りのないキレイな音色で、胴から鳴らせるようになるのにかなり時間のかかるヤツです。

楽器を始めたての頃は来る日も来る日もただひたすらにオープンの練習ばっかりやってました^^; 

 

キューバで「ヴィ~~ン」っていうホンマのコンガのえげつない音を聞いて以来、どうにかあの音に近付かれへんか今も模索中。

 

それは置いといて、サルサでは基本になるパターンのTumbao。

とにかくずっとオープンの音を2つ叩き続けます。

音源を聞くと判るけど、ほぼだいたい2つとも同じような音量で均等な間隔で聞こえる。

なんやけど、楽器をやり始めた頃は実際やったものを録音して聞くと、音量も音符の間隔も不均等に聞こえる。

それが原因でハネて聞こえたりもしてた。

 

結局手首が弱い、というかコントロール出来てないからなんやけど、これを克服するために始めたのが、いわゆる「ダブルストローク」のトレーニング。

とにかくコンガはひたすらにダブルストロークをし続けてるわけやしね。1曲通して。

 

ただ単にダブルを練習するんやなくて、放っておくとどうしても弱くなったり、音が濁ったりする2つ目の音にアクセントを置いて、音が濁らないよう心がけて、ある程度のテンポでも出来るよう、これまたひたすら来る日も来る日もやってた。

とにかく凡才やさかいに、身体が覚えるまでひたすら反復練習反復練習。。。

 

また、楽器が複数本になると右や左に手を動かすことになるけど、一本では左手も右手もキレイに鳴ってても、手を移動したら音が濁る、っていうことが最初の頃はよくある。

これもある程度のテンポでも出来るようにせんといかんねんけど、一本の状態でしっかり鳴るようになってれば慣れの問題で次第に鳴るようになってくるんで、やっぱしひたすら反復練習。

 

 

このトレーニングはスピード重視というよりも、ある程度のスピードでもキレイな音色で鳴らすことが重要やさかいに、スピードを上げて行った時に濁った音が混じり出したら一旦そのテンポで叩き続ける。濁った音がしなくなるまで。

これまた一朝一夕に濁った音は無くならんのんで、何日もそのテンポでトレーニングを続ける。

 

そうやって練習をしてると、ある日ふっと出来るようになったりするねんね。

身体がカタチを覚えるんやと思う。

 

もちろんスピードアップもしたいから、一切まともな音が鳴らへんテンポでもしばらくやってみて、また元のテンポへ戻って続ける。

そんな繰り返しを続けていくと、まったく鳴らなかったテンポでも少しずつなるようになって。。。

そうやって少しずつテンポの上限が上がっていくんやと思う。

 

このトレーニングも最初はゆっくりからBPM=90を目指してやってみるといいと思う。

単に速く叩けりゃええっていうトレーニングとちゃうからね。

どんなテンポでもしっかりした音でオープンを2つ鳴らせるようになること、を目指してコツコツやってください。

その1
その3
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Con mucho amor y gratitud!!

​とくじろう

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